ご担当者のお悩みと解決策管理者が部下指導を躊躇している

パワハラ・セクハラの声が上がりやすくなった一方で、管理者が弱腰になり、部下指導を躊躇している。どうすればよいか。

パワハラの訴えを恐れる管理職にどのように部下を指導させたらよいか

「"パワハラ" と言われるのが怖くて、管理者が部下にどのように接したらよいか困っている。管理者にはもっと自信を持って部下を指導してもらいたい。」企業の人事ご担当者・ハラスメント対策ご担当者から、部下指導に躊躇する管理者に頭を悩ませているこうしたお声が多く寄せられています。

パワハラの訴えを恐れる

まず、これまでに実施されたハラスメント研修をご確認ください。

ハラスメント研修には段階があります。まず、パワハラ・セクハラ防止とその重要性について基礎を学びます。一般職・管理職含め全社員がパワハラ・セクハラの未然予防とそのための方法を習得し、管理職はパワハラのリスク、パワハラと指導の違いを理解する研修を受講して、各々職場で活かすよう努めるのが通常です。

クオレ・シー・キューブのハラスメント研修を公開講座でご体験ください。

段階的に研修を行ってはいても、実際に日々の業務に活かすには職場によっても差異がありますし、また、個人差もあります。ハラスメント防止の基礎的なことや指導とハラスメントの違いを知識としては学んでいても、実際の行動に移すのはなかなか難しいというのが本音でしょう。万一ハラスメントの行為者になってしまった場合のリスクを考えてしまったり、部下を思うあまり自らの言動にナーバスになってしまい、思うような言動ができなくなりフリーズするということは、誰にでも起こりうることです。

私共クオレ・シー・キューブの研修では、ハラスメントをしないための研修というよりも、そもそも職場において不可欠な要素である部下の能力を発揮させるための指導、その結果としてハラスメントが起こりにくくなる指導を管理者・リーダー向け研修でお伝えしています。

マネジメント力向上セミナーは、有効な部下指導のポイントを学び、部下との新たな関り方を検討する研修です。

ぜひ受講いただきたいのは「マネジメント力向上セミナー」です。自身のコミュニケーション傾向を把握し、演習やロールプレイによる体験を通じて、普段の職場において具体的に何をどうすればよいのかを習得していただき、健全な部下指導につなげていただきます。

「パワハラと言われるのが怖くて、きちんと指導ができない」「部下が指示通りに動いてくれない」「部下の失敗に、つい感情的になってしまう」、効果的なマネジメントをしたい管理者のための研修です。

ハラスメント問題への意識を持ちましょう

【解決策案】
大切なのは、部下指導に弱腰になっている管理者の不安を受け止め、会社として支援することです。

大切なのは、部下指導に弱腰になっている管理者の不安を受け止め、会社として後押しすることです。多様化する雇用制度により、通常の上司・部下の関係でない場合(年齢や職場歴が逆転している、職場のパワーバランスがこれまでと異なるなど)が多くあることでしょう。時期を見て全社員向けのハラスメント研修を繰り返し開催するなどの工夫も必要になってきます。「職務だから」と管理者だけに職場のことを任せるのではなく、全員で職場をつくっていくという意識の醸成も重要です。

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