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JST-RISTEX主催「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)」全体会合参加報告2023年11月28日
人と場研究所の運営統括であり、(株)クオレ・シー・キューブの取締役会長である岡田康子は、JST-RISTEX主催「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)」全体会合に参加しました。
2023年6月「孤独・孤立に悩む人を誰ひとり取り残さない社会」、「相互に支え合い、人と人との「つながり」が生まれる社会」を目指すとして、孤独・孤立対策推進法が公布されました。
それに先立ってJST-RISTEXでは2021年から孤独・孤立を防止するための研究を公募し、現在15プロジェクトが研究を進めています。
その全体会が11月28日-29日に開催され、岡田は、川上憲人東京大学特任教授が牽引する「いきいき・つながり職場づくり:孤立・孤独を予防する包摂組織の社会実装」プロジェクトに研究員として参加しています。
この会合では全国の大学から医学、心理学、脳科学、公衆衛生学、情報技術系など多様な専門分野を持つ研究者が集まっており、各研究チームが現在進行中の研究や実践活動の報告を行うとともに、研究者間のグループ討議の時間が設けられ、孤独対策の必要性や要因などについて熱い議論が交わされました。
岡田は、企業の管理者向けの孤独を防止するための教育研修を担当しています。組織における孤独問題はハラスメントとの関連が深いことが指摘されていますが、そのような現象が起きてしまう前に予防することが大切です。しかし企業内での孤独は見えにくく、なかなかその対策に着手していないのが現状です。 今後人的資本経営、ウエルビーイングなどポジティブな対策が進められる中、企業における孤独対策の必要性についてヒアリングを行い、管理者教育をどう位置付けていくかについて調査していく予定です。